経済対策


ようやく「国連障害者権利条約」の批准に必要な国内法の整備に着手したようです。

「障がい者制度本部」を設置…障害の表記見直しも
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091208-OYT1T01059.htm


こちらの経済対策は大丈夫なのでしょうか。今年度1次補正予算の執行凍結分の2兆7千億円という話が、いつのまにか7兆2千億円になってしまいました。しかも税収見込みは36兆9千億円、国債発行額は53兆5千億円に膨らむということです。

経済対策7.2兆円決定 2次補正、事業規模24兆円
http://www.asahi.com/politics/update/1208/TKY200912080195.html

年収370万円の人が530万円の借金を抱えているのに、70万円をばらまいているような感じです。

緊急に必要な対策としては、「雇用対策」、「景気浮揚策」、「弱者救済策」、「デフレ対策」などがあると思いますが...お金をばらまけばよいというものではないと思います。

セーフティネットとしての「雇用対策」、「弱者救済策」では多少のばらまきは必要かもしれませんが、それだけでは景気の改善につながらないでしょう。

内需を下支えして景気刺激するため、エコポイントやエコカー購入補助制度の延長や地方公共事業の支援をあげていますが...年度内に効果があがるとは思えません。これで景気が良くならなければ、借金を増やして延命措置を行っただけになってしまいます。

私見ですが...次世代の雇用を生み出す新規産業の創出に対して投資していくことが大切ではないかと思います。