出雲詣り

3月28日から2泊3日で出雲大社までお詣りに行きました。
今回の旅行は出雲から鳥取まで...島根県と鳥取県は初めて訪れる地方です。これで本州の全ての都府県を旅行したことになります。「祝 本州制覇!」といったところでしょうか。



昼食は「出雲そば」をいただきました。
出雲大社前の「そば処 田中屋」で私と家内は「三色割子そば」、息子は「山月そば(温)」を注文しました。

割子そばは、そばにつゆをかけて食べるのですが...このつゆが美味しいのです。
驚いたのは...山月そばです。これは「釜揚げそば」に玉子ととろろが入っているのですが...釜揚げそばというのは、ドンブリにそば湯ごとそばが入っていて、これにつゆをかけていただくのです。変わった食べ方があるものです。日本は広いですね。

http://izumo.mypl.net/shop/00000030157/



出雲大社は「大国主大神」を祀っている神社です。拝礼の作法は二拝、四柏手、一拝...神座も西向き(参拝者に対して横を向いている)であるなど、ちょっと風変わりな神社です。

国宝の本殿は日本で最も古い神社建築の形式をもった大社造りですが...「平成の大遷宮」で見ることができませんでした。平成25年までの本殿の修復工事中は、ご神体は仮殿に移されていますので、仮殿に拝礼することになります。

http://www.izumooyashiro.or.jp/


出雲詣りの次は、「宍道湖自然館ゴビウス」に行きました。
ちょうど「ゴビウス・グリーンパーク春まつり」というイベント中で入館料が無料でした。

ここは全国有数の汽水湖宍道湖)をメインテーマにした体験学習型水族館です。汽水・淡水域に生息する様々な生き物を紹介しています。

http://www.gobius.jp/


この日の宿泊は「玉造温泉」の玉井別館にお世話になりました。
玉造温泉は西暦733年の出雲国風土記にも記されている歴史を誇る温泉なのだそうです。
泉質は芒硝苦味泉(硫酸塩泉)、肌に水分補給してくれる美人泉質なのだそうです。

http://www.tamaikan.com/



3月29日は、まず松江に...松江といえば和菓子...第七代松江藩主で大名茶人として知られる松平不昧公が茶菓子をつくらせたため、松江には和菓子の名店が多いのだそうです。

今回は和菓子を求めて「風月堂」に向かいました。

このお店、卸売りは一切せずに店頭販売のみです。その日の分だけをつくって、売り切れればおしまい。マスコミやメディアなどにも意識的に登場しません。ですから観光案内には載っていないのです。 

お店には開店時間の9時に行ったのですが...まだ和菓子をつくっている最中で昼頃にはできるとのこと。残念ですが和菓子の購入は諦めました。

http://r.tabelog.com/shimane/A3201/A320101/32000328/


松江城」は堀尾吉晴公が慶長12年(1607)から5年の歳月をかけて慶長16年(1611)に築城したそうです。

現存している天守閣は、全国に現存する12天守のひとつだそうで、国の重要文化財に指定されています。

http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/


松江をあとにして、鳥取県境港へ...水木しげるロードに行ってきました。

ここは水木しげる氏の漫画に登場する136体の妖怪たちがブロンズ像になって出迎える商店街です。

私を出迎えてくれたのは「悪魔くんメフィストフェレス」です。エロイムエッサイムエロイムエッサイム、我は求め訴えたり...懐かしいですね。「河童の三平」などもいました。もちろん一番人気は「ゲゲゲの鬼太郎」...チャンチャンコに下駄を履いて「目玉おやじ」と「ねずみ男」が定番のキャラクターだったような気がします。

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」というのが3月29日から(なんと、観光した当日に)始まったそうです。観光客が多かったのはこのせいだったのでしょうか。

http://www.sakaiminato.net/site2/page/guide/point/miru/mizuki/mizuki/
http://www9.nhk.or.jp/gegege/


昼食は「御食事処 さかゑや」で「海鮮丼」をいただきました。美味しかったです。

http://r.tabelog.com/tottori/A3103/A310301/31000030/


2日目の宿泊は「三朝温泉」の入り口にある「三朝ロイヤルホテル」です。

三朝温泉はラドンの含有量では世界屈指の高単純放射能泉なのだそうです。たしかに効く温泉でした。湯あたりに注意が必要です。

http://www.misasa-royal.jp/



3日目の3月30日は、まず「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」へ...あまり期待していなかったのですが...とても良かったです。

梨の試食はもちろんですが、子供連れでも楽しめるスペースなどもありますよ。写真は記念館のシンボル「二十世紀梨の巨木」です。なんだか「天空の城ラピュタ」のようです。

http://1174.sanin.jp/


つぎに訪れたのが「とっとり賀露かにっこ館」です。ここは入館料が無料のカニが主役の小さな水族館です。ここも良かったです。

http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=43369



鳥取といえば...やはり「砂丘」ですね。思わず砂漠と呼んでしまうのはラクダがいるからでしょうか。

鳥取砂丘は風紋が有名ですが...いつ来ても見られるわけではないようです。風が吹いた早朝がよいらしいです。残念ながら前日の雨で湿った砂丘でしたので...風紋と出合うのは難しいようです。

http://sakyu.city.tottori.tottori.jp/


旅行の締めくくりは「鳥取砂丘こどもの国」へ...乗り物や遊具、工房や図書室などもあり子供連れにはおすすめです。

http://www.kodomonokuni.gr.jp/