お役所仕事

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不動産の所有権移転の申請のため「法務局」に行ってきました。

日頃から「お役所仕事」については頭では理解していますが...

自分が当事者となると腹が立ちます...

お年寄りに優しくない、杓子定規?な対応についてです。

 

今回の登記申請は、父親の不動産を母親の名義に相続登記することが目的です。

母は85歳で杖をついて歩いている状態です。

母では必要な書類を揃えるのも困難ですので、すべて私が代理で書類を用意しました。

委任状も作成しましたが、「申請書に代理人について記載する」ことを見落としていました。『法務局の記載例は中途半端ですな。委任状の例はありますが、代理人による申請の例はないのです。』

 

法務局の窓口で申請書を提出すると、「登記完了予定日以降に登記完了書類を受領しに来るよう」に言われます。「自分は遠方在住なので数ヶ月後になるがよいか」というと、「大事な書類なのですぐに来てほしい」と言われる。「申請書に代理人の記載がないので申請人(母)本人が印鑑と身分証明書を持参する必要がある」という。

申請人は85歳の高齢者なので(炎天下に杖をついてとぼとぼ来させたくないから代理できているわけです。)歩いてくるのは大変だ」と言ったが。

「なんとか歩いてこれるのでしょう」という非情な発言が帰ってきた。

ここで、(帰って母にはご足労願うよう謝るしかないか...)引き下がってしまいました。もっと粘ればよかったと後悔しています。

 

後で気がついたのですが...

  1. 申請書に代理人の記載を手書きで追記する
  2. 登記完了書類を郵送で受領する

などで対応が可能ではないかと...

役所の窓口で対応した方も上記の方法があることがわかっていたはずですが、

不親切な「お役所仕事を見事に実行しました。

やられました。

 今日は母親にご足労願うことについてお詫びします。ごめんなさい。