障害者は生き残り?


いやはや...無茶苦茶な市長もいたものです。


「高度医療が障害者生き残らす」阿久根市長がブログに
http://www.asahi.com/national/update/1203/SEB200912030025.html

障害者「生き残らせた」鹿児島阿久根市長ブログに障害者団体から批判
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/091203/wlf0912032217001-n1.htm

鹿児島・阿久根市長:今度は「医療が生き残らせている」ブログ 障害者団体など反発http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091203dde041010028000c.html

阿久根市長、ブログで物議…障害者家族ら反発
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091203-OYT1T00024.htm


「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった」「『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ」というブログ記事...これは障害者差別ですね。生存する権利を否定するかのような文章です。

この市長...ブログ問題で2度も不信任決議を受けて失職しているのですね。それでも再選されるというのは...ブログで市議や市職員を批判したことを市民は歓迎しているのでしょう。しかし、この差別的な書き込みはいただけませんね。

日本でも「障害者差別禁止法」の早期制定が必要ですね。世界の43ヵ国以上が差別禁止法を持っているのに...障害者後進国ですね。国連も日本政府に法律制定の勧告をしたそうです。しかし、できたのは「障害者自立支援法」でしたね。

日本で障害者差別を禁止しているのは千葉県だけです。

2006年10月「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」

なかなか進んでいますね千葉県は。