科学と学習


学研の「科学」と「学習」が休刊になります。小学生時代の愛読書でしたので、とても残念なことです。時代の移り変わりを感じます。

以前「科学技術立国」の記事で「若者の理科離れ」と書きましたが、実際には「若い親の理科離れ」というのが正しいのかもしれません。

http://www.gakken.co.jp/news/hd/200912/20091203.html

そういえば、幼稚園から小学校低学年頃までの愛読書は、世界文化社の「科学ブック」でした。

これは大好きな本でしたね。全20巻でしたが、何度も何度も飽きることなく読んだ覚えがあります。私の理系の素養を育んでくれた本です。本を揃えてくれた両親に感謝しています。ほんとうに素晴らしい本でした。

http://mono-gatari.com/kagakub.htm

現在でも頑張っているのが...誠文堂新光社の「子供の科学」、略して「コカ」ですね。

http://www.seibundo-shinkosha.net/products/list.php?category_id=3

息子には「子供の科学」も買い与えているのですが...小・中学生向けの科学雑誌という位置づけのため、小学生には少々難しいようです。

「若者の理科離れ」の解消のためには...「科学ブック」のようなやさしい言葉で書いた本の発刊と、それを支持する親の存在が必要なのではないでしょうか。