新型コロナウィルス 備忘録5

f:id:shioneri:20091022220243j:plain

【5】どんな症状か?

新型コロナウィルスに感染した場合の症状についてまとめてみました。
内容に不確かな情報や間違った情報が含まれている可能性があります。
安易に転送などをしないようにしてください。

(1) 感染の初期段階
新型コロナウィルスに感染すると、1~14日間程度の潜伏期間を経て、最初は咳や発熱、喉の痛み、倦怠感など、風邪のような軽微な症状が続き、初期の段階では普通の風邪との区別がつけにくいそうです。
無症状の人もいるようで気付かずに感染を広げている可能性があります。

(2) 症状の悪化
8割くらいの人は、症状が1週間くらい続いて自然治癒するといわれています。
ただし、経過には個人差があり発熱を繰り返す人もいるようです。
約2割の人は重症化して肺炎がひどくなり、さらに重症化すると集中治療室に入ることになるようです。
高齢者や「糖尿病、高血圧、慢性の腎臓病、ぜんそくや呼吸器疾患、がん、免疫を抑制する薬を飲んでいる場合など」基礎疾患のある人は重症化しやすいといわれています。

(3) その他の症状
頭痛や関節の痛みを訴える人もいるようです。下痢や嘔吐については1割程度といわれています。
また特徴として嗅覚異常・味覚異常がみられる場合もあるようです。

現在国内では症状が悪化した患者と患者の濃厚接触者に対する検査しか行っていないと思われます。
このため街中には感染の初期段階の方が紛れていると考えられます。特に軽症や無症状の方は通常通りの生活を行っている可能性が高いと思います。
「感染者のうち半数近くが症状が出る前の潜伏期に別の人にうつす」という試算もあるようです。

このため自分が感染しないためにはどうすればよいかではなく、他の人を感染させないためにはどうすればよいかという視点が大切になると思います。